2013年6月7日金曜日

アンダーグラウンドハイチ

6月6日、今日はクレムソンと二人で、テントキャンプCapvvaへ行ってきました。
今までは車を借りて移動していましたが、2日目にポルトーフランス北部の他の団体が運営する仮設住宅タウンの見学に行った帰り道、ジェームスが荒れた道をめちゃくちゃな運転をするもんで、タイヤがパンクして使えなくなりました。

車を借りるのも高いし、今日は最もハイチで一般的な移動方法を使ってCapvvaまで行きました。

実際に道を歩いてみることで、新しい発見がいくつかあったので紹介します。



タプタプに乗った



バスのようなタクシーのような乗り物タプタプ。タプタプだけじゃないんですけど、道を走っているほとんどの車はサビサビでボロボロです。天井も床も穴が開いていて、いつでも壊れそうなんですが、1台に12人くらい乗ります。

特に停車場があるわけではないので、手を上げたら乗せてくれます。
降りるとき時にお金を払います。1回乗るのに5グールド(10円くらい)です。



タプタプの降り方

お客さんが乗る場所と運転席の間はガラスで仕切られていて、そのガラスをノックして「ここで降ります」ってことを伝えれば、車を止めて降ろしてくれます。

手でノックすればいいのに、なぜか、ノック用にペンなどがヒモで吊るしてあります。
僕が乗ったタプタプは、真ん中の1本が折れたプラスティック製のフォークが吊るしてありました。




アジア人が珍しい
珍しいです。今のところ1人も見ていません。
車で移動していても、かなり視線を感じます。2度見されることも何度もあります。


マーケットの活気はすごい
どこへ行っても道路の両サイドにハイチの皆さんがお店を開いています。
店舗というのがあまりないのかもしれません。路上販売の活気は凄まじいです。

今日歩いてみて、売ってあったものをまとめてみました。
・魚
・果物
・靴
・バック
・ドリンク
・日用品
・化粧品
・豆
・お菓子
・シリアル
・携帯
・パン
・トウモロコシ
・ソーセージ
・服
・アクセサリー
・トイレ

基本的に何でも路上で手に入ります。

路上に商品を並べる人以外にも、道路の真ん中に立って、車を運転中の人に積極的にドリンクなどを売ろうとしている人もたくさんいます。


携帯電話の普及率高い
ほとんどの人が携帯電話を持っていました。
SMSと電話以外にもバンク機能が使えて、安く手に入るようです。


お金が汚い
ボロボロでクシャクシャに丸まった紙幣を皆が使っています。
偶然汚い紙幣を見たのかと思いましたが、全部ボロボロでクシャクシャです。


悲壮感はない
生活環境は悪くても、あまり悲しそうな人はいません。いるんでしょうが、ポルトーフランスの街全体はとても明るい雰囲気です。


衛生環境は本当に悪い
道路のあちこちにゴミが積み上げられています。汚物の匂いもあちこちからしてきます。
ハエも多い。道路沿いを流れる幅2メートルくらいの川はゴミだらけで、水は墨汁のように黒いです。

家畜と同じ水を使っているところもあります。


ボコボコの道
車が走るメインの道路以外の道は整備されておらず、歩くのが大変です。


なかなかカメラを出しずらい環境なので、文章から想像していただくしかないんですが、



発火するゴミ山

ゴミをあさるヤギ

ガリガリの犬

黄色い目の子供

パンツ見せてくる婆さん

車を殴りつける人



街の活気や、人の笑顔を見ていると、いよいよ問題は政府の力の無さによるインフラの未発達、衛生環境が整備されていないことなどが、ハイチのイメージを悪くしているようにも思えます。


-失敗国家ランキング第7位